美しい線の喝采に 誰も浮かれ気づけはしない それじゃ この夜何にも望みがない 幽霊になりさようなら 平方メートルの束になっても 届きもしないなら きっと高さがそこにないからさ 僕に線が引けるなら 数え切れる 君の指 どこを指すの なんでいつも消えたがるんだよ 誰も答えを知らぬのなら 矢印を探そうよ 騒がしい線の関係 僕だけ問いただしたって これじゃいつまで経っても 報われない もう疲れてさようなら ねじれのないように見える 二つの線の世界で あるはずのない矢印が 僕にはちゃんと見える 平方的な束になっても 届きはしないけど もしも高さの仕掛けを解いたとき ほんの少しの背伸びで 見えるようになるなら 数え切った 僕の夢 どこへ行くの なんでいつも壊したがるんだろ 間違えようもないのだから 手放しで進もう 君の指 何を指すの なんで僕の手を掴むんだよ タネも仕掛けもないのだから 今すぐに探そうよ 矢印を探そうよ
