両親からのプレゼントは 不思議な音箱だった 話せるわけじゃないけれど 友達みたいだった 時には歌を聴かせて 夢も伝えたりして いつか叶うといいな なんて話しかけてた この世界の 自然の 美しい景色が いつまでも 在り続けてほしいと思う ああ、私が 生まれ変わるころに またこの場所に 来たいと思う この世界で あなたと 廻りあえたのは 運命に引き寄せられたから かもしれないね この時代に あなたと 生きられた喜びは 悲しい現実も 辛い運命も よかったと思える 最後の日には くしゃくしゃにした楽譜と歌声と ありがとうの言葉を 詰め込んだ また会う日まで