空を飛ぶ夢 僕は忙しく 土曜日の朝はいつもいない 紛らわしい言葉に紛れた 君のキュー ちょっと優しくできるかい 僕の勘違いは ヤケになって 火を吹きながら タワーの方向へ 君ならうまくやる? ドライアイがちそんな僕の目は 通気孔を求め定まらない 大木は開いた眼で ギロっと睨んで そっと彼女に味方した スノードームの向こう 目が合った 僕は雪かきに苦しんでた 誰かが電気を切り いくつか星たちが 光り出すんだ 蜻蛉にも似てる薄いベールで 立ち入ることも許されないんだ 君のできた唯一の手段 その可愛い尻尾を ちょっと出しておくこと もう君という出口は 音楽のように 少しの間僕に 風を分けたあと モルタルから コンクリート片の 外壁へと変わった 花をいじめていた 子供が帰っていく 花売りの声に 巨人が群がる 僕のそんな風景も 君たちの風景も 夏草を伝いながら 光り出すんだ