ラジオの向こうに座っている お気に入りのDJ キラキラと輝いているような 世界を夢見てた 深夜1時に目覚ましかけ 楽しみに待っていた 大好きなスターのトークに 声をひそめ笑った 好きなものに囲まれ 気持ちいい空間に 閉じこもって生きて行けたなら そう願ってたけれど ときどき外の世界を覗いては 新しいものに憧れ 行先をボンヤリ決めて 歩いてみたのなら 思いがけず足を踏み入れた 裏路地の道の楽しさに気付いて 知らぬ間に夢中になって 進んで行けたなら 最高だね 競争なんて向かないよと ウンザリした子供は 音楽の中 描かれてた 物語に憧れ 愛されることなんて ないと思ってたのに 愛の始まりも終わることも その尊さも知った 世界中どこの街にでもあるような 幸せが欲しかったんだ でもそれに気がつくまでに 時間がかかってた どこにもどうにも 羽ばたいて行けないような 苦しい気持ち抱えてた でもそれは自分自身の 翼が折れていたせいだったの 一歩ずつ踏み出した 小さな足跡が残って 広がってく波紋の先から 未来が変わってく 世界中どこの街にでもあるような 幸せが欲しかったんだ でもそれに気がつくまでに 時間がかかってた どこにもどうにも 羽ばたいて行けないような 苦しい気持ち抱えてた だけど心はいつだって 自分のものだから 大丈夫さ