裸足で駆け出した あの頃の僕はもう取り戻せないかな 革靴に背広のジャケットも 気苦しくて息苦しくて なんだか似合わないぜ あなたのあの眼差しは いまだに僕に影を落としているし 折り合いつけられないで ここにいる、ここにいるんだろ タイドプールに取り残された 言葉にならないものばかり 集めて 誰に届けるわけもなく タイドプールに取り残された 光が差して眩しいぜ どこかへ どこか遠くにいけるかな ベランダにゆらめく白いシャツ 透明で嘘つきな あなたによく似てるね 曖昧でゆらめくあの夜の 溶け出した時間が一つの答えだって すこやかにしなやかに 生きてけるわけもないだろ僕ら 折り合いつけられないで ここにいる、ここにいるんだろ タイドプールに取り残された 言葉にならないものばかり 集めて あなたに届けられたら タイドプールに取り残された 僕らはまだ夢見てて どこかへ どこか遠くにいけるかな ここじゃないとこへ