「謝る」というよくある行為は、 リセットするだけの容易い口実? 私の方から言わせれば、 俗物と呼ぶにふさわしい あまねく染み渡る 限界という名のノイズ 色づく楓、その手の未熟さに 枯れてあたしを喜ばして きれた頭はお次にどういった 思考を働かすつもりでいるの? 私の方はと言えば「許す」という ありふれた行為に終わりを告げる すべからくひれ伏し 自滅していくポーズ あからさまに心まで沈む、 まるで夕陽の色褪せ 私は手を汚さない 私は足を洗うの よく晴れたお空に 爽快という名のノイズ 君のために廻る地球よ 高価な紙に埋もれたけりゃ 後濁してここから去るなら 一人でどうぞご勝手に…