僕は君の追い風 背中を押していたい 姿のない怪物 どこにでもいる 悔しくて泣いた日は 朝焼けを見に行こう 苦しくて嫌な日は 夕焼けにしよう いつか君は忘れるだろう 僕なしでも前を向く その時までそばにいたい 風向きは君の向くまま 僕は君の追い風 足取りを軽くしたい 姿のない怪物 どこにでもいる 朝早起きを手伝うこと 洗濯物を乾かすこと パンをはやく焼けること 髪をすぐ乾かせること 駅までの道を早足で 電車が遅れることもなく 信号はちょうどよく変わり すべては君の思うまま 終電には遅れないし 逃してもはやく帰れる 寝つけずに悩まなくていい 僕は君の追い風 僕は君の追い風