傷口垂らした 孤独を紛らわせる薬 光を遮る くらいの埃塗れた日々 暗がりを愛せば「根暗」となじられ 陽だまりに出れば拒絶される ああ わたしはこの世に疲れて 手を放そうとして 虚な眼で あなたのその胸のプリズムを 通った光を見ていたの この心を突き刺す七色を 散らばるカケラを あつめてわたしに近づけた 傷さえうつくしい 孤独さえあなたの輪郭になる 本当は決して光ってない星で あたりが暗いから見えてるって 知ってる それでもわたしを照らしている光 安心できる唯一の陽だまり ああこの世が地獄だったとしても しがみついていたい 離さないわ あなたのその胸のプリズムに そっと愛を添えたいの この頼りない肌が火照るまで ああこの世が地獄だったとしても しがみついていたい 離さないわ あなたのその胸のプリズムに そおっと愛を注いだら わたしの肌も火照るから もっと見せてずっと見せて この心を突き刺す七色を