君からの電話で起きた 弾む声が脳を跳ねた 光の祝福を受けて 君もまた生まれ変わるだろう ぼくらの惑星が かつてひとつだった頃 熱を放ち海で冷ます そんな日もあったけど いま君はひとつの新たな星を 見つけた 水を引いて家を建てる そんな夢を見た 君からの電話で起きた あの頃を思い出してた 公園自販機夜明け前 世界と馴染んでいた沈黙 ぼくらの惑星は今も宇宙を漂って 信号だけ出し続けて やがて止まる日を待つ その時が静かに近づく音が 聴こえるか 時が過ぎて眩しいままで たぶん夢を見ている ぼくらの惑星は 大人になんてならない 永遠だなんて口にしない ぼくらに居場所はない ぼくらの惑星を景気良く爆破しよう 崩れるゴンドラさらばユートピア 長い夢を長い夢を見ていた