わたしもう歌わないのよ こんな町の端っこで 暗闇を照らす痛みと呼ばれたころが かつてあったのよ わたしもう歌わないのよ こんなしけた町なんかで 夜がくれば灯りを求めた人も 酒の霞だわ 歌を続けることは簡単じゃないのよ あなたほんとにわかっているの 日々に追われて続けられなかった 人をみてきたから 長い夜があって何度も 打ちのめされて それが繰り返されて心は泥だらけ ほら見てわたしの髪の毛は白くて とても綺麗でしょ わたしもう歌わないのよ こんな町の端っこで 暗闇を照らす痛みと呼ばれたころが かつてあったのよ わたしもう歌わないのよ こんなしけた町なんかで 毎日夜はきてそして朝は来るのよ そして生きてくの