ウォール街の外れ 子どもたちの群れ ひとりふたり誘い 鬼のない遊び あの日崩れ落ちた 摩天楼の朝が今 武器なき世を願う 生まれたての声を 祈りを照らし続ける レントゲンにかけた ボストンバッグには 君に借りたままの 黒い時計の旅 あの日消え去った 飛行機の影は今 神なき世を生きる 寄る辺ない君と僕の 心の空を飛んでる 周波数を僕が 合わせている間 何か探すように 君は空を見てる 混線の中に 耳を傾けてみる 飛び交う言葉から 声なき人の声が かすかに聞き取れるかな 僕はそれを待ってる いつまでもそれを待ってる