Track by山内文貴
夏の光を閉じ込めて 失せ物夜道寄る 本当の雨を知りながら 着の身着のままいる 朝寝坊している瞬間の唐突な ポテンシャル・トランス 絶えずに呼ぶよ蝉鳴きの揺れた 今しがたに開けたかのような 浴衣着て どきどきしている夏 ロボライダーの財布 ジャンパーソンの靴 そこお前、貶めるなよ あまりにふざけたい 去年を超えたい 立ち昇っているなどこもかしこも お祭りの夜に満たされた町の 見え隠れしているポテンシャル