滴る雫は止まる気配がないから 今にも溢れそうだ 透き通った愛も膨張しまくって "本当"がわからなくて 強く蛇口をひねった 「でもキリがない 止まらない キリがない 終わらない」 いくら想いをぶつけたって 受け止めてくれなきゃ 弾けて垢になって泡にだって落とせ ない 明日の君がどうだか知らないけど 僕はもうこりごりなんだ どうしても君には刺さらない どんどん針は尖って "嫌い"が僕をよぎった でも嫌いじゃない 嘘じゃない 嫌いじゃない 嘘じゃない いくら想いを割り潰したって 拭き上げてくれなきゃ 広がって垢になって泡にだって落と せない 明日の君がどうだか知らないけど 僕はもうこりごりなんだ 「床に転がるいくつもの水風船」 行方の分からない君の愛が僕を 壊してゆく いくら想いをぶつけたって 受け止めてくれなきゃ 弾けて垢になって泡にだって落とせ ない 明日の君がどうだか知らないけど 僕はもうこりごりなんだ