持ち切れないほど 色取り取りの世界で 人は自分の小ささ以外に 何を知るだろう 解らないのに 解っては欲しいと言う人達の中で 埋もれてゆく僕らは 100通りの空の色が 今日もまた昨日と 同じみたいに 暮れては ゆくけれど あの日見た 同じ景色はもう二度と来ないと 会えない人や失ったものの多さに僕 は 時に涙したり 過ちも繰り返したり 幸せがあったからこそ 痛いと感じた沢山のワンダー 片手分の 譲れないものを 見失わないように僕らは 100通りの空の色が 今日もまた昨日と 同じみたいに 暮れては ゆくけれど 何気ない 見過ごすような瞬間も僕たちは 大事なものだって 思ってこの手で受け止めて 僕らの言う幸せって言うのは 自己愛者のそれじゃなくって 沢山の悲しみ背負って 生きた人がそっと見つけたワンダー