尖っていた気持ちを 削り落とすために 吐いてきた言葉を裸足で踏みつける 何にもないゴミ箱から すえた臭い立ち上がって 澱んでんのさ 誰のせいだ 落書きから声が聴こえる 煙突と鉄塔が街を見下して 日が陰るのを嗤っても 子供たちは 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 笑う 胸いっぱいに見栄を膨らまして 夢に見たドラマチックな ラストシーン 泥沼にパンを浸して歩いていたんだ だけどその道の先に待ってるオチは 地獄の釜かもしれないぜ しけもく拾った皺くちゃの老婆と それを眺めるハイエナの親子 灰になってしまうと分かっていても 火種を着ける手はもう止まらない 斃れたら工場の煙となり 地獄の街に降る 黒い雨となってしまう