Track byLuminous101
朝に喇叭が今日を告げて 夜になったら皆落ちてく 沈んだ街に鬼火が灯り 順番に消えた顔なぞり 路が指す焼けた門 葉月の果てへ舟を流す 顔のない木彫りの人々が 満月を目指して歩いてく 軒下に蔦の絡む広縁の端に 腰かけた餓鬼が空を見つめ 鬼灯鳴らしてる 遠くで叫んでいた 走れよ走れ そんな声すらも追い越して 置き去りにしてった雨の中 遠くに思っていた 日々はうらなりでさ 何をぼやいていたのかい? 背中をずっと叩いている 焼け爛れた鉄の塊 いつも機を狙っている