ラストソング

歌詞

さすがに天井のシミを数えるのにも 飽きた そろそろもう動かなきゃな コンビニで求人雑誌を手に取った 彼は今変わろうとしてる したい髪型をずっと我慢したのは 前の彼の好みじゃなかったから でもその前髪をバッサリと切った 彼女は今変わろうとしてる 「目覚めた時にはこの世界が終末を 迎えていますように」なんて 悲しいこと言うなよ お前がまだ知らない綺麗なものは 腐る程にある 今、暗闇の中もがいてる君よ 今、生きる価値を失いそうな君よ 「そのままでいい」 なんて言葉は信じなくていい 「変わる」ということが「生きる」 ことなのさ でも捨ててはいけない プライドがある と思えば 捨てなきゃいけないプライドもある 足し算をして引き算をして生まれ 変われよ その時々の最高の自分に 会いにいこうぜ 嫌になるよな 白と黒の配色だけじゃ 彩れやしないから 誰を信じて生きていけばいい？ 疑心暗鬼ばっかだ 騙されもするだろう 裏切られもするさ その度、胸を痛めていたら キリがないぜ 一億人は他人だから 辛いよな 死にたくなることだってあるよな 悔しいよな あんなやつには負けたくないよな 目の前の壁が怖いなら 逃げ出せばいい 逃亡生活も意外と楽しいかもな いつか心が落ち着いた時に戻れ その時に越えられそうな気がしたら 登れ それでも無理ならその壁を キャンバスにして 好きな絵を描き誰かの笑顔を 作ってやれ 今のお前にしか描けない何かを 書きなぐってやれ