さっぱり澄み切った古いアパートで 歪みのない身体に見惚れて 掬っても掬い切れない 緩い心が恥ずかしい はぁ…… 「先生、 二人揃って好きだなんて騒いで」 子供じみた遊び? 耽って去った後の 鈍い呼吸に気づいて ねぇ…… きらきら光る朝の光に 夢を見てしまうほど 濁りかかった思考の渦に 嵌り出して眠れない 「罰点。 花の一つも 持ってこないくせに」なんて 少し怖い空気 瞼→眼→唇さわっても 潜む心に気づけない 捉えきれないその優しさに 乱されてしまうけど お前と居れば春になれると 1.2 ギラギラ光る汗のステージに 血が滾って騒ぐ胸 曇りのないその赤い眼差し 燃え尽きるまで離さない 汲みきれないその美しさに 乱されてしまうけど お前といれば春になれるよ 春になれるよ