ひとりで立つ背中が 遠くへ向かうたび 声をかける理由は もう必要じゃなかった 強くなるたびに 手の届かない場所へ それでも同じ空を 同じ速さで見ていた 報われることより 崩れないことを 選び続けた 静かな決意 進む先が見えなくても 立ち止まらなくていい 支える影がここにある 振り向かずに行け すべてを賭ける背中を 疑わずに行け それがぼくの 変わらない役目だから 名前を呼ばれなくても 記録に残らなくても 積み上げた時間は 確かにここにある 失うものが増えるほど 強さは研ぎ澄まされ 届かない距離さえ 誇りに変わっていく 並んで歩くより 支える位置を 選んだ日から 覚悟は揺れない 進む先が険しくても 振り返らなくていい 倒れそうな夜の数だけ 力になる たどり着くその場所で 笑えなくてもいい そこに至るまで ぼくはここにいる 輝かなくていい 誇られなくていい 崩れない場所で すべてを受け止める 進む先が遠すぎても 怖がらなくていい 積み重ねた日々すべてが 道になる ひとりで立っているようで ひとりじゃない それだけは 忘れないでくれ 行き着く場所がどこでも 立ち止まらなくていい 見えないところで支える 意志がある 成し遂げたその瞬間も そうでなくても 変わらずに ここに在り続ける
