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夏の夜の夢

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  • 2010.08.26
  • 6:48
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歌詞

舞台裏でさみしそうに唸る エレクトリックギター 足元に星くず敷きつめて歌う夢を 見た 朝が意識を取り戻すまでの短い今 青く輝く闇を抜ける長い旅に出た 「とてもじゃないけどきみには ムリだよ」と夜の幽霊 崩れかかった ビルの谷間にそっとある風景 街の心臓 深い振動 サウンドはまるでUREI うれしくなった瞬間に掴まれる運命 永遠と同じくらいの静寂がオレを 包む 真っ暗な空から輝きだけをきっと 盗む スニーカーの下には 世界そのものがあるって気付く なにもかもが 今夜の静けさに吸い込まれる うしろで見えない扉がバタンと音を 立て閉まる 最終出口と書かれた サインがあちこちで笑う あぁまたどっかで真っ赤な華が 咲いた音がする あらゆるものが 深いブルーにつつまれる WOW WOW WOW WOW すべては夏の夜の夢 街では男たちが約束で女たちを釣る 女たちはその約束を ダイヤモンドに換える 子供たちは ただひたすら 流れ星を待つ 夜空を見上げて一晩中 忘れ去られた白い子犬は 眠ろうとしてた 使い古された言葉が 街の隅でもいちど目覚めた 想えば願いは叶うって少女だけが 知ってた だから強く強く深く深く高く高く 想い続けた どうしようもないことをどうにかし ようと思った 妄想と想像と欲望のロケットで 飛んだ 夜空高く舞ったと思いきやあえなく 散った ただ空がぱっと光ったからだれもが 上を向いたんだ 東京タワーのオレンジの光に 誘われる恋 高速道路の急カーブにすべてを 賭けるとき もうそこまで来てるのに 手が届きそうなのに なにもかもが 今夜の喧噪でこんがらがっちまった WOW WOW WOW WOW すべては夏の夜の夢 母さんの顔が 白い雲のように浮かんで消える 父さんの顔が 淋しそうに悔しそうに揺れる 姉さんの心宇宙の 隅っこにひっかかってる ぼくはいちばん 遠い日の真ん中からやって来た よこしまな計画が 洪水のようにあふれてる 淡島通りの昔の部屋の記憶薄れてく 幻の昨日しつっこくオレを 追っかけてくる 振り返ったところでだれもいないっ て知ってるぜ 荒野に浮かぶ 優しいコインランドリーの灯り 今夜もそろそろフィナーレ迎える コーダのあたり コーラを飲もうと自販機探すが 小銭がない だれもかれもが気配を消したまま 祈ってた 永遠と同じくらいの静寂がオレを 包む 真っ暗な空から輝きだけをきっと 盗む スニーカーの下には 世界そのものがあるって気付く なにもかもが 今夜の静けさに吸い込まれる WOW WOW WOW WOW すべては夏の夜の夢 WOW WOW WOW WOW すべては夏の夜の夢

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