どこかでだれが口笛ふいた ぼくはきみのこと考えていた ネコはごちそう求めさまよっていた 街は風を飲み込もうとしてた 夏の午後のラジオのニュース 開店前の居酒屋から聞こえる 夕方になれば街は輝き ぼくの孤独をやさしくつつむ そしてぼくはうたをうたう そしてぼくはうたをうたう どこかでだれかが踵鳴らした ぼくはきみを抱きしめたかった 空はパレードの準備をしてた 明日の夢はまだ見られてなかった 夏の午後のやさしい恋人よ ぼくの歌を聴いておくれよ 細いまつげを夜風が抱くころ 夢の続きが空から降りてくる そしてぼくはうたをうたう そしてぼくはうたをうたう そしてぼくはうたをうたう そしてぼくはうたをうたう