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栞の花

648
11
  • 2021.06.05
  • 4:23
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歌詞

忘れないように開いても 今じゃもう昔話で。 お気に入りだった小説は、 部屋の隅に置いてある。 それは泣きたい夜に限ってない。 寂しさはひとりでどうにかなる。 本当のこと言わなくても 生きていける気がしてしまった。 今年も春が来て 僕の街を、君の街の色を変える。 聴こえるよ、聴こえるよ。 ほら君の唄った歌声が。 泣き出しそうなほどに綺麗な君の姿 歩いていく、歩いていく。 ほら足元にも花びらが。 君が連れて行ってくれたんだ。 もう東京が嫌になっていた。 中央線沿いに住んでいた。 西八王子駅前に 戻りたいと思ってしまうよ。 何をすればいい? 何を歌えばいい? 誰か教えて。 答えは要らない。 向こうから来た電車に乗って 走った中央線は今も変わず 選んだのは僕だったのに。 聴こえるよ、聴こえるよ。 ほら君の唄った歌声が。 泣き出しそうなほどに綺麗な 国道沿いを 歩いていく、歩いていく。 ほら足音はひとりになって 僕の街を染めていったのさ。 聴こえるよ、聴こえるよ。 ほら君と歌った思い出が。 泣き出しそうなほどに 綺麗な桜の道を 歩いていく、歩いていく。 ほら舞い落ちる花びらが 君の香り連れて行ってしまう。 栞の花 君の街光っていた、光っていた。 そこで光っていた。 光っていた、光っていた。 そこで光っていた。 君の街光っていた、光っていた。 そこで光っていた。 光っていた、光っていた。 そこで光っていた。 栞の花

6曲 | 2021
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