賑わった都心に食い込むメロディ 怠けた風来坊なリスナーは怯えもせ ず 交わった心を無視する夜空 凍てつく果実を秘めて旅立つのさ! 愛すべき人とその意のままに 愉快な友情、築いた後は 陽の当たる場所と相俟ってくたび 溶けて消えてゆく、後悔の藻屑 途切れた答は夕陽を映す 澄ました顔して、 どうやら泣き寝入りさ 軽かった荷物も全部捨てちゃった 潰えたアイディアも海もファンファ ーレも! 街の空気さえ変えてしまえば 昼の晴天に鼻をすすれば 目の前の素敵な作戦を択れば すべてうまくゆく、 保証が無くたって 君の表情と、最強の知慧と、 軽妙な冗句と、真面目なツノと、 輝ける坂と、一瞬の夏と、 そして振り返る、 眩しい日々と・・・ 幸福の距離感 測ろうとしても 無駄だったあの朝、想い起して 忘れつつ都会 繰り出してみては 驚くこともなく、 驚いている僕さ!