さえない晩に 空想に耽る もしも自分に 角が生えたなら 朝日は傾き 悪夢の続きを ひと突きにして 報われるのに 日常なんて 嘘のしわざ 生まれたとき くたばっているのさ 頭を傾げて 遊びに行こうよ どちらでもない世界が、面白いから 寂しいのは 誰も同じ あらがうのは 気分しだい からかうなら 阻むのなら 失せてくれよ、今 生まれよりも 大事にしよう まだ買われない 努力でも わからない夜には 連れ出してみせるよ 悲しく解れた袖も、元通りだから 君でさえも 知らない秘密 裂け目にある 日射しを見て! 咲き乱れる 胡蝶の夢 包み込むよ、今 この身だけじゃ 守り足りない 瑪瑙の空を 渡りきろう 息を合わせて 愛を掲げよう 僕ら自身が 世界!