<♪> 夜歩く君と 工場の脇の道を 闇を照らすものが まるで無くて 海の底にいるみたいだった 君の目だけ銀色で その銀色が言う もしも私が死んで幽霊になったら もうこんな夜の闇は 怖くないのかしら? 夜の街を二人歩く 夜になれば みんな消えて 君の声と僕の声と そんなものしか 聞こえなくてうれしい <♪> 夜歩く君と 君は僕から離れぬがよいよ 闇の中は居心地がいいけど 醜い物が見えないだけだ こんな深夜に 工場のポツンと灯が ふと ともる あれはきっと女の人の幽霊で 私と同じ顔をしてるんだわ <♪> 夜の街を二人歩く 夜になれば みんな消えて 君の声と僕の声と そんなものしか 聞こえなくてうれしい <♪> Oh- 濡れた歩道 滑るように 君が一人で高いヒールで よろめきながら踊るを見た Oh- 指と髪と頬を濡らし 君が一人で泳ぐみたいに よろめきながら踊るを見た ファントム 夜を歩こう ファントム もしも私が…なんて ファントム まだ解ってない ファントム 恋人の幽霊と ファントム 夜を歩こう ファントム 生きてないって ファントム もう気づいた ファントム 恋人の幽霊と