寝不足と引換えに制服のポケットに 忍ばせた甘い言葉達は その瞳に怯んでいる 2人の伸びた影がお先に手を繋いだ それだけで舞い上がっていては 昨日の僕が許さない 巷で噂のモンブランの 看板が揺れてる 何度も何度も繰り返した 甘い甘い言葉達は この期に及んで1つも 出てこないし目を回している 君に この角を曲がったら 大勢の1人に成り下がる あいつにもそいつにも 負けている事ばかりだけれど 君の事を想いながら 綴った心の恋文は 二千を優に超えるほど 読み返すには日が暮れてしまうほど 何度も何度も繰り返した 甘い甘い言葉達は この期に及んで1つしか 出てこないし目も合わせられず 君の事を想いながら 綴った心の恋文は 二千を優に超えるほど 読み返すには日が暮れてしまうほど 2人の伸びた影は お先に消えていった 左の掌には甘い温もり