この世で1番美しいものは 人を思いやる心と恋をする女の子 薄紅色の頬を揺らして 誰を想っているの きっと優しい彼だろう 僕の知らない柄の マフラーを巻いていた君は今じゃ お揃いの枕を並べて 雪解けの音を聴いている 終わらない話をしよう 次の季節が来るまで 変わらない気持ちを乗せよう まだ冷たい風に 今のうちに 明日の天気は2人で決めよう ほら、そこに春の気配 長い夜は昔話でもして 上り坂なら下で待っていて 迎えに行くから 君の知らないはずの 僕の恥ずかしい夏のエピソードを 墓場まで持ってくとしても そこにも君がいるなら白状しよう 終わらない話をしよう 次の季節が来てもなお 叶わない夢を語ろう 大袈裟なくらいがちょうど良いのさ 薄紅色した2つの蕾に 陽が昇り 春の気配 消えない傷をさすろう それも含めて君だから 君のものは僕のもの 君の痛みも僕のもの 変わらない気持ちを乗せよう まだ冷たい風に 今のうちに 明日の天気は2人で決めよう ほら、そこに春の気配