戴天下を覆う曇りが 滲ます雨音が降る頻り 宛ら 花弁 ひたひたひた 滴る 滴る 涓 葉に湛えて ころころがる 明日もまだ 降るだろうか この手 潤わずに 斑に 目と目 澄ましてよ 茲の私を聴いてよ 今日はね 色んな懐いが漂うから 僕が僕の心で在り得るように 魂を雪げた その先でまた逢おう それから 花弁は ぴたぴたぴた 舞うぽつり またぽとり せめて迎えに来て 何処に居るのと さあ、何だか見ていたきりだ 樋流す盥ぐ音が頬に零ち掛けた ぽた 黙と黙が言葉を借り入れるように 魂を雪げた その先でまた 明日もまだ 降るだろうか その手を未だに掴めずに 罅で 花弁が ゆらゆらゆら もう朞り 朞りと 具になって 禊ぐ透度 嗚呼、何かが滲むようだ 見上げた頬に零ちる涓が冷たくて ぽた 僕が僕の心で在り得るように 魂を雪げた その先でまた 晴れが差す太陽の照れが 欠伸をしたような柔和で射る温暖 飛沫が輝く中 彩る環が架かった おめでとう。 目と目 澄ましてよ 茲の私を聴いてよ 今日はね 色んな祝い宣りを 届けに来たんだよ 暗い雲も さめと降る日も 全て肌身で溶けても 意味を懐えるだろう 色んなものを込めて せめていってらっしゃいと 宣れますように 目と目 澄ましてよ 茲の私を聴いてよ 目と目 潤う手 光架の水を湛えて 忘れないで 僕が僕の心で在り得るように 魂を漑げた その先でまた逢おう」
