きっと冷たいんだろうな 泳げたら気持ちいいんだろうな 海を眺めて根を伸ばす 切り取って透かし重ねた 息を止めて潮風をあおぐ ゆらす風の鍵盤鳴らす 波音がエイトビート刻む この夏をきっと忘れない 砂浜のステージ太陽におじぎ 魚の群れは蒼い拍手を 今日が暑いのはきっと 今日が最後の夏だから 今日が暑いのはきっと 今日が最後の恋だから 今日が暑いのはきっと この夏を忘れないため きっと柔らかいんだろうな 歩けたら気持ちいいんだろうな 砂浜の絨毯が 包み込んで連れてゆく 歩く蟻の行列またいで 溶けかけのアイスをかじった 木陰にもたれかかる2人 目を閉じて耳澄ますんだ 白い雲の幕開け かもめが歌い 鮮やかな貝たち彩るリズムを 今日この歌が あなたの耳に触れるまで 今日のこの歌が あなたの元に届くまで 今日のこの歌はきっと 海の向こうへと運ぶんだ 昨日の夏はもう戻らない 昨日の歌はもう 今日が暑いのはきっと 今日が最後の夏だから 今日が暑いのはきっと 今日が最後の恋だから 今日のこの歌が あなたの耳に触れるまで 今日のこの歌が あなたの元に届くまで 今日のこの歌と共に この夏と海を忘れない.