遅霜の降りた朝 グラウンドに集まってた 親が見にきていた 頑張れって言ってた バントをスカッた よく晴れた日だった 初めて恋を伝えた ブランコに腰掛けた 言葉に詰まった まだ子どもだった 夕陽が綺麗だ よく晴れた日だった さよなら東京 もういいよ もう眠れよ 大人しくねむれよ 空振りも 恋も忘れたように ただだだっ広い草っ原の上で 1月に家に帰った みんな歳を取ってた CDを持ってた 頑張れって言ってた 君は大人になってた 家族や子供がいた 夕陽が綺麗だ ブランコは錆びてた 心が詰まった まだ子どもだった さよなら東京 人混みの通せんぼ 俺らは動けよ どこまでも どこまでも わずかな灯火を さよならを 忘れないように さよなら東京 心を削れよ
