テロメア

歌詞

テロメア 産声 上げた君に呼ばれ僕は 僕だって気付いた 辺りに溢れる喜びの中で君は 泣いていた 抱かれた両手のゆりかご 何よりも優しかった 君が君を知るその前に僕はそこで 息をした 生まれたその時に誰から 教わったわけじゃないけれど 君を知ってたんだ多分ずっと前から テロメア 命の隅っこであなたのこと 見守ってる いつか終わりが 来てしまうその時まで 僕はここにいるよ 注がれた愛に満たされて 君は君だって気付いた 目に映ったその全てが輝いて 眩しかった 放課後 教室 オレンジ 立ち尽くし伸びた影 何も言わないで見てたよ 言えたら良かった ほら もう 大丈夫 泣き虫なところは変わらないんだね 背中は押せないけど ずっとそばにいるから テロメア 生きることで心が痛むことも 沢山あって でもね 繋いだその先にしか見えない 君がそこにいるよ ひとつ ふたつ 大人になる その度知ること 失うモノ 何を守って何を賭す 重ねた今日が選んだ明日 どんな傷だって癒えていくその痕が 君を強くする 決まって僕は痛い程に全てを 知っていく ねぇ ねぇ ありがとう 生きてくれたから生きていけたんだ その涙も笑顔も きっとずっとずっと 愛してるよ テロメア 終わりに近付いて遠くなった 記憶の中 今もあなたが僕を呼んでくれたこと 思い出しているよ テロメア いつだって僕らはサヨナラを 上手に出来ないけれど 終わりが来てしまうその時まで 僕はここにいるよ 君が生きて分かち合った僕はそこで 息をした 辺りを包む悲しみの中であなたは 笑った それを幸せと呼ぶんだ