僕の心には隙間があって 少し風が吹けばチクッと痛む 虫歯になったような 見た目ではわからないみたいだ 吹き付ける風の受け流し方なんて 教わらないまま 考えたくもないことだらけの 日々を飲み込んで歩く それぞれの心の形なんて見た 目でわかるはずもないな 隙間へ入り込む その言葉の捉え方を まだ決められないでいる 痛む所があるのなら 声を出して泣けば良い 溢れ出した分だけ 少しは隙間を埋められるのなら 見た目は普通の形でしょ? でも他の人と少し違うみたい 答えなんてなくて 自信が持てないでいるの 吹き抜けた風の中に 心地よい歌が紛れ込んだ 隙間を通り抜けた 言葉の中に優しさが紛れ込んでいた 大嫌いだったのは君じゃなくて 君を認められない僕自身だ それに気づいても 何も変わらない 心の隙間は消えることはない 降り積もったゴミの中で 傘を差し出してくれるように 痛みと同じくらい優しさと 温かさに守られていた 痛む所があるのなら 声を出して泣けば良い 溢れ出した分だけ 少しは隙間を埋められるのなら 溢れ出せば止まるから もう今日で許していい 涙を流したって その分だけキレイで軽くなって 歩いていけるから