あの日ふたり まぶしい夢を見た いまでもずっと あの夏の行方をさがす 君がそっと 海風に飛ばした 歌は どこかの夜に うずくまり眠る 取り戻せない ぬぐえはしない 君の頬の涙 蒼くふるえて すり抜けゆく 僕の腕を 胸がドキドキ叫ぶよ もう一度帰りたいと 君がいたあの夏の 銀色の笑顔 八月のあのミラージュ そしてふたり 哀しい約束も 離れ離れで 雑踏に消されていく 君が残した 夏の終わりの セピアのフォトグラフ ふたりの笑顔 過ごした季節 砂粒になる 愛がギリギリきしんで もう一度会いたいよと 君がいたあの夏の 濡れた黒い髪 いとおしいあのミラージュ 胸がドキドキ叫ぶよ もう一度帰りたいと 君がいたあの夏の 銀色の笑顔 愛がギリギリきしんで もう一度会いたいよと 君がいたあの夏の 濡れた黒い髪 いとおしいあのミラージュ 八月のあのミラージュ