夏のいたずら 雨に追われて二人 逃げこんだ神社(やしろ)で 雲の流れを見ていた 静かになった 祭り囃子の音 そっと肩寄せて 空を見ていた さらさら そよいで 君の香りしてた キラキラ ひらいた こころは茜色 君は浴衣に 紫陽花色のうちわ 大人に見えた君 何も言えない 夏の日 胸に残る 同じ場所 あの時間(とき) 君は知らないね ひとり座ること ゆらゆら 木漏れ日 揺れるその微笑み はらはら 恋模様 今も胸を打つ 君のいない 同じ場所 あの時間(とき) 夜空に広がる 想い出の欠片 さらさら そよいで 君の香りしてた キラキラ 開く大輪菊花火を見上げてた はらはら 恋模様 今も胸を打つ 舞い上がれ あの夏へ