さらば想い出と くわえタバコの煙 鞄にジャケットとアナログのカメラ 通りのウィンドウの ギターがなくなった日 ちっぽけな町でサイレンが泣いた 言葉は消えずに くしゃくしゃの手紙 胸ポケットで いつも力を与えてくれる 心の太陽 きみと過ごした季節を忘れないよ 無邪気な顔のひまわりも 静かな星空も 科学者になって発明した 5年前までさかのぼれる オンボロに乗って きみと過ごした季節を リプレイしよう 今度は10倍 好きだって言うよ 向かいのホームでは 僕の知らない日常 その真ん中には いつもきみがいた 見つめていたのさ 靴紐を締め直す 若葉の頃 今じゃ 昔のプレイバックに苛まれている きみを起こして決意が 揺らがぬように おでこにそっとキスで さよなら 列車に揺られてく 列車に揺られてく ここが別れの交差点 さらば見慣れた風景 テトラポッドの先の影法師 未来行きのフィナーレを 涙に焼きつけた くしゃくしゃの笑顔 まるで16才 泣けるほど 熱くなれることをずっとさがしてる もう悔やまないよ これまでしてきたことを いつでも今が一番若い さらば想い出よ さらばときめきよ 夢の中へ