Track byuruhashiki
軋む観覧車の上から荒んだ遊園地を 眺めて 「そこが楽園だとしたなら 何かが潤うと思う?」 丸屋根で微睡む猫みたいに 幸も不幸も知らずに 怖がっていた 狂ったピエロが全て正しかったのだ メガホンが言う 君は耳を塞いだ 軋む観覧車の上から何も無い街を 見下ろして 「ここから飛び立てたなら どこまで行けると思う?」 君が怖がっていた 狂ったピエロが全て正しかったのだ アナログに映る 君は目を瞑った 愛されたって 憎まれたって 回る観覧車は止まらない 飛べない僕等を乗せたまま 渇いたまま