少しでも君に近づいたら さりげない日々の理由もわかるかな 離れていくものが透き通っていても おとなしく逆う わたしは じっ と見る 馴染みだした空洞も触りたいのさ きっと名前しか知らない まだ 通り過ぎてしまうくらいなら 迷路の外をもう一回だ もう一回 少しでも君に近づいたら さりげない日々の機微もわかるかな 通路 から特別になるまで通行 傘たちの中 千里眼でも捉えられないほど ずっとそこにある合図 いずれわたしも溢れていく 隅々まで染み渡るように うろうろしよう いとおしいもの もう少しゆっくりみていくから 、ね おさきにどうぞ どうぞ 通路 から特別になるまで通行 傘たちの中 千里眼でも捉えられないほど ずっとそこにある合図 少しでも君に近づいたら さりげない日々の理由もわかるかな 誰も気づかないくしゃみの音 騒ぎ出すわたしの肌は新しい