こっちの向きであってるかなって 回してみたり 返してみたり 側近未来とリンクする この世界の僕ら 重力からは逃れられないの 唯一眠りの中は 食べかけのお月様 見回してる ゆらり揺蕩って 思いのまま ちりばめた角砂糖のお洒落たち 結ばれ 晶(あき)らかになってる 君と向かい合って 目を合わせたくて でも術がなくて カップの中をみていた うねりゆれり 飲み込まれて 今となっては 少しだけ強く 見つめられるから どうか 逸らさないでいてね 裸足のまま歩いてく 見せかけでは居られないんだよ こじつける前に ほどいていたくて 閉じかけた瞼裏 君の背には敵わないんだよ ただ素直でいさせて 冷たいステージの上 高らかに鳴る心 熱に舞う 音満たす 文字のつながりが意図になる 瞬間を捉えていたくて 乱反射してる 水面の煌めき ささやき 波間に挟んでしまいたい 洗われて現れてゆく 溶けかけのお月様 みまわしている 揺蕩う夜想 祈ってる いつも側にあって 使いこなせなくて 易しくはなくて カップの中を見ていた 義務も保障もなくたって 追い続けたいの 類い稀ないこの思いを 見失いたくはないから 裸足のまま歌い出す このままでは止まれないんだよ 着せられる前に ほどいていたくて こじつけの理性より あたたかな側でいたいから ただ素直でいさせて