打ち寄せる波の音は思い出させる 今でも潮の香りは切なくて 燻っていた思いは あの日に置き去りにしたまま 波の音は遠くなって行く 悪戯に燃えて行く太陽 ジリジリと胸を焦がす 騒がしかったあの季節は 夜空に打ち上げた花の様に 抱いてたこの想いは 夏に置き去りにしたまま 二つの影はそこには無い 夜空に燃えて咲く想いは ヒラヒラと儚く消えて行く 貴方を残して 歳月は音を立て流れ行く 戻りたい戻れないあの日には 真夏の太陽 揺れる波に乗せ漂う 切なさが香る 貴方の影はそこには無いはずなのに 悪戯に燃えて沈む太陽 消えて行く儚く貴方の様に 夜空に燃えて舞う想いは ヒラヒラと儚く消えて行く 僕だけ残して