夕暮れはふたりの頬を 深く紅く染め上げて行く 押し寄せる 波の様に 時がふたりに迫り急かす 長く伸びた影も 静かに消えてしまう 街は色を変え月は空で歌う このまま優しく柔らかな 暗闇に包まれながら 貴方と眠りたいの夜が明けるまで 惹かれ合うふたりには 時計の針は要らない 貴方は優しく唇に触れた 歌う月はふたりの鼓動を 酔わせて狂わせて 押し寄せる波の様に 胸を駆け巡り煽り急かす 身体を走る貴方の微熱が惑わせるの 狭い部屋の片隅で愛を語る このまま優しく柔らかな 暗闇に包まれながら 貴方と眠りたいの夜が明けるまで 惹かれ合うふたりには 時計の針は要らない これからもずっと このまま優しく柔らかな 暗闇に包まれながら 貴方は優しく唇に触れた 貴方は優しく唇に触れた