鼓動だけが響く 月明かりの下で ひとり刻むワルツ 夜に浮かぶ貴方は 余りにも遠すぎて 憂う華は揺れる 夜の静寂に飲まれて 滑り落ちてゆく深く底に いっそ溺れてしまうのなら 貴方を抱きながら沈む 夜に浮かぶ貴方は 余りにも儚くて 私を孤独にさせた 夜の静寂に飲まれて 滑り落ちてゆく深く底に いっそ消えてしまうのなら 私を想いながら消えて欲しいの 嗚呼、夜が明けてゆく 貴方は消えてゆく この夜に私を置き去りにして消える 嗚呼、ほら夜が明けてゆく 貴方は消えてゆく この夜に置き去りにして 夜の静寂に飲まれて 滑り落ちてゆく深く底に いっそ消えてしまうのなら 貴方を抱いて私も消えるの 夜の静寂に飲まれて 滑り落ちてゆく深く底に いっそ消えてしまうのなら 私を想いながら消えて欲しいの 嗚呼、夜が明けてゆく 貴方は消えてゆく この夜に私を置き去りにして消える