この広い空の下では今も どこかで醜い争い続く 名前も知らない人同士が ためらうこともなく銃口向け合う ブラウン管に映る情景は 果てしなく灰色に煙る街 奪い合うことで生まれるものなど 何一つありはしないのに 君の青い目 彼の黒い肌 僕の黄色いこの顔に 何の違いもないということが どうして分からないの 犯してきた罪を正当化するためだけ に 掲げる正義なら 「そんなものは要らない」と この星のリーダーに手紙を書こう あの子の自慢はいつも親父 立派な軍服に映えるバッジ 撃ち殺してきた 敵の数を誇るように 冷たくギラギラ光る どちらの意見が正しいなんて 決めてきたのはいつも強いヤツ 思想や価値観に優劣をつけることな ど 出来やしないのに 君の青い目 彼の黒い肌 僕の黄色いこの顔に 何の違いもないということが どうして分からないの 力ずくで手にした平和など 涙を呑んで得た安らぎなど 「そんなものは要らない」と この星のリーダーに手紙を書こう 例えば昨日アナタの胸に 冷たい言葉 投げつけた人達を 今ここで 許してあげることから 始めてみませんか