どんな未来も見えない世界で 死にたいと思うほど僕は生きている 要らないことばかり浮かんでは 消える それだけで僕は僕を繰り返す 薄明かりでも見える景色 いつのまにか何も見えなくなって 途切れ途切れたひこうき雲 どこか遠く消えてしまった 乗り方を覚えた自転車のように 忘れることはないと信じてたのは いつもの朝の所為だと知った わからないこと わからないまま ひとひらの言葉が朝を隠す 僕が歌う理由は一つ 君がそれを僕だとわかるから 奇跡的なことは起こるかもしれない でも、 本当の奇跡はきっと起こらない それでもいいよな 君が笑えたら 君が見た世界はどんな風だったの そこで僕も君と笑ってたの 何度目の朝に辿り着けるだろう 降り出した雨が全てさらってゆく きれいな未来は見えない世界で 死にたいと思うほど生きてゆく 生まれ変わるならもう一度僕がいい 同じように巡って 君に会えたらいい