海のない街で生まれたんだ それはきれいな星が見える街で とけない魔法は何処かにあって それを期待して いつまでも待ってるんだ 点と点繋いで 星座を描くみたいに イメージで彩る世界に憧れていた 指先で空なぞって 手紙をつけて空に放つよ 君の好きな世界から遠ざかってく 忘れないでいて 僕はここに居て この先も君を待っている 昨日風向きが少し変わった ような気がした いつもの帰り道 溶けてなくなった時計のようだ いつかみたいな 夜の匂いがした 何かを無くして 何かもうわからないのに 空っぽの容れ物みたいな 姿になって 満たされたいと願った 誰かの呼吸がすぐそばにある それが全てこの場所で繋がっていく 続いたらいいな 夜が明けるまで その先は手の鳴る方へ 続いたらいいな 夜が明けるまで その先がそこに在るように