こんな綺麗に思い出して ずっと抜け出せない 熱帯夜が明けてしまう前に 口に出さなきゃ 花火よりも 熱を帯びた 想いがあるのに 上手く言葉に出来ないまま 溶ける氷菓に気付けないのは 何度目だろう 蝉時雨が ただ遠く 聞こえてた 夏の宵と背丈が伸びては 少し願う 伸びる影が そのまま 続く様に 境界線いつから変わり始めた 導火線火花が咲いた 大丈夫 ちゃんと気付いてた 勝負仕掛ける ならば今日だ どうかしてる 熱の冷まし方 知らないまま 行かなくちゃ 大人には まだなれなくていいから 君が描いてくれた夏を 焼き付けた風景を いつか綺麗に思い出すくらいなら 手を伸ばしたい 踏み出せない 悪戯に笑う 「あたりまえ」をまだ 僕はまた繋ぎ止めている 涼風に触れる度に少し 怖くなって 何もかもが 無くなる 気がしてた 秋隣に知らないフリして 逃げる様に 君の元へ 行けたら なんて思う 境界線いつから変わり始めた 導火線火花が咲いた 大丈夫 ちゃんと気付いてた 勝負仕掛ける ならば今だ こんな綺麗に思い出して ずっと抜け出せない 熱帯夜が明けてしまう前に 口に出さなきゃ 花火よりも 熱を帯びた 想いがあるから 今 君に伝えに来たんだ 僕のありきたりな人生を 退屈な風景を もし君に全部あげられるなら 巡る季節を 色付けよう 悪戯に笑う 「あたりまえ」をまだ どうか僕と歩いて欲しい このままずっと