駅前の交差点で少年がそっと 少女の手をとって微笑むような 想いはずっと生きるだろうか 形になって残るだろうか 日替わりのような出来事もそっと 石碑の上に書きつけようか そうしたら千年生きられようか 言葉は千年生きるだろうか 夕暮れどきの街は切り絵のよう 訳もなく僕は急かされるように 少しだけ歩幅を広げて 今日の別れを惜しんでるよ ねえ また会おう それではね また会おう どれほど素晴らしくとも どれほど悲しくても いつかは灰になっても そこに花が咲こうとも てか この歌は君にちゃんと届いてるかな ? てか この7インチは人にちゃんと届いて るかな? てか もしかしたらヒトが滅びた後に宇宙 人が 「なにこの円盤?」って 不思議がって調べてるのかも データはすごく便利だけど 何も知らなきゃ空気の中さ モノはとてもかさばるけど 思い出させる匂いがあるんだ 僕たちの前の文明も 最後は全部データ処理になっちゃっ て 滅びたから結局 最後なんにも残らずに消えたのかも あー 宇宙人さん これ針を落として聴くものだよ えー あー あと宇宙人さん これは音楽と呼ばれた娯楽だよ check it そういえば今じゃどこをあたってみ ても レコードプレイヤーがないじゃんか それでね また会おう それではね また会おう どれほど素晴らしくとも どれほど悲しくても いつかは灰になっても そこに花が咲こうとも それではね