ポケットにはジャック・ケルアック 新しい世紀のイメージを言葉にして 僕らは歩むんだよ 財布は空っぽ 打ちのめされた世代よ 何もないなら 何でもありだぜ 実家だけがシェルター 現代のホーボーたちよ 目指せ ほら バックパッカー 駆けずれよ この世界を 世界地図はインターネット 僕らの魂を街頭に飛び出して 書きつけてまわるんだぜ 見慣れた地図の最上階から悲しみが 滝のようだね それでいいわけないでしょう? 君が閉ざす窓 今夜も誰かが叩くだろう 抜け出してハグしよう どこへも行けるさ 旅が始まるさ ボーダーラインはどこだろう 飛び越えてしまえよ 準備なんてしなくてもいいんだよ ほら まだ?まだ? ねえ 少女が泣いていた 街は灰色のままさ 若者は嘆いていた 街は灰色のままだ 花を植えよう そこら中に 種を蒔こうか 街中に いつかきっと目に見えるように 変わるから 花束を抱えた少年が 向こうから駆けてくる そんな将来を 願わずにいられないでしょう 君が閉ざす窓 今夜も誰かが叩くだろう 抜け出してハグしよう 抜け出してさ ほら みんなは知らん顔 僕らは構わずにノックしよう もう時間はないけど どこへも行けるさ 旅がはじまるさ ボーダーラインはどこだろう 飛び越えてしまえよ 準備なんてしなくてもいいんだよ ほら まだ? まだ? ねえ まだ? まだ? まだ? ねえ まだ? まだ? まだ? ねえ まだ? まだ? ねえ