聴いてほしい歌があるよ 終わる頃には きっと 雨も上がるから 聴いていってくれないか 時間が いつか 雨雲を消し去るだろう けれど まだ あと数日は降る まだ あと数週間は降る 新しい靴を買った 新しい歩き方で 雨は気にしないで 雨は気にしないで きっと 濡れた靴も 宝物になる ボロボロになったって いつかわかるよ 君の名前を きっと 忘れないでほしい 上手くいかなくなっても いつも 最後には笑ってただろう もうすぐだよ この雨が止むまで 時間が いつか 涙を拭き取るだろう けれど 少し寂しくないか 少し悔しくないか 服を濡らしたくないのなら 僕の傘を 少し分けてあげるよ 少しだけ側に来て ほら 雨も 濡れて辛いだけじゃない 同じ傘の下 隣にいれた 僕の名前を きっと 思い出してほしい 何も見えなくなったら そっと呟けば すぐ駆けつけるよ すぐ照らすよ この雨が止むまで 聴いてほしい歌があるよ 終わる頃には きっと 雨も上がるから聴いていってほしい 避けようのない雨が 君に降るなら 僕も一緒に打たれたい ぐしゃぐしゃに濡れた顔で まず 僕が先に笑ってみるから 君も笑ってくれたら嬉しいな 君の名前を きっと 忘れないでほしい 上手くいかなくなっても 僕の名前を きっと 思い出してほしい 何も見えなくなったら 僕の名前を そっと 呟いてくれたら 消えそうな声でも 必ず 聴き取って すぐ駆けつけるよ 手を握るよ そして晴れた空に浮かぶ月を見よう 手を繋いでさ