風向きが変わり 僕は旅に出る 誰も知らない朝日を体中浴びながら 時速95km 南へ走る 大陸をつなぐ 無重力の空 あらゆる道が今 ある場所に向かって 君の嘆きとひとつになって 夏の思い出がほら 風になって 十七歳の僕が走り出せば ビーズの首飾りはバラバラになって 僕は夢を見てるよ クリスマス・タイム サマー・タイム バタフライナイト 風向きひとつで 心変わりしたのさ あらゆる瞬間は ある場所に向かって 君の嘆きと重なり合って 八月の太陽が沈む頃に 薄汚れたホテルの狭いバーで 口ずさむメロディーは憧れになって 僕は感じてるよ クリスマス・タイム あまりにも大きすぎて僕の瞳に映ら ないもの 教会の敷地外に建てられた祖先の墓 の上で 喜びも悲しみも すべては転がる石のように 僕の魂は粉々に砕け散って 夏の思い出がほら 風になって 十七歳の僕が走り出せば ビーズの首飾りはバラバラになって やがて星になるよ 八月の太陽が沈む頃に 薄汚れたホテルの狭いバーで 口ずさむメロディーは憧れになって 僕は感じてるよ クリスマス・タイム サマー・タイム バタフライナイト