日暮れの公園 脇道で君を待つよ 最後の音消えた後に 誰も知らない君に会える ゆっくりと ほほえんで どんどん近くなって 君の声を聞かせて 疑いさえ超えてゆくから からなしの果汁も 僕の横顔見る目も 君の背中 君の乳房も 線路の向こう いつもの駐車場で くちづけ 頬寄せ じゃあまたあとで 振り向き 振り向き 去ってゆく こんなにも こんなにも こんこん水が 湧くように君のかわいさ溢れて 優しささえ取り戻してゆく からなしの香りの君が織り成す 旋律と 君の耳と 君の両手と だんだん年を取って いつかは僕らも離れて それでも僕は君を好きかな からなしの果汁も 僕の横顔見る目も 君の背中 君の乳房も 最後の音消えた後に また君に会えるといいな